平成生まれのヤングからは、なぜ、道路に電車が走るの?と聞かれてしまいました(笑)が、先月から、大銀座商店街では路面電車を運行しています。150m余り・途中停車7ヶ所を折り返し運転で定期運行しています。
この路面電車は、都合でSIMの共有道路を走らずに、個人の土地の中を走っています。近隣の土地オーナーさんの協力を得て、運行が実現しました。運行時、路面電車分のプリム数が走っているその土地に加算されますので、その分のプリムの空きをご提供頂いたことになります。どうもありがとうございました。(引っ越しました)
しかしながら、この路面電車はわずか11プリムでできていて、計算上19人が乗車できるように作りました。タッチすると勝手に乗りますので、ぜひご乗車下さい。
一応、大銀座商店街のデザイン・コンセプトが戦前の東京ということですので、その頃の市電(都電になったのは戦争中)で一般的だった木造車両をイメージして車両をデザインしました。内装も懐かしい板張りですね。床の油の香りが匂ってきそうです。(残念ながら車体のカラーリングは当時の市電とは違うと思います。)
わたしは鉄道マニアじゃないので詳しいことは知らないのですが、路面電車の乗降口は車両の前後に左右2ヶ所ずつというのが一般的らしいのです。当時、銀座を通る車両の中には、このように左右3つずつの乗降口を持つ大型の車両があったそうで、(古い絵葉書の写真でも確認しました。)せっかくですので、そのレアなスタイルを採用させてもらいました。乗降口を一般的な左右2ヶ所ずつにすれば、さらにプリムを2つ減らす事も可能ですね。
このレトロさは、昔を知らない若者にはかっこよく思えるようで、気に入っていただいているようです。ほんの35年ほど前までは銀座にも都電が走ってたんですよ。覚えている人も多いと思います。(唯一、現在でも都電荒川線というのが、早稲田〜三ノ輪間で運行されています)
せっかく作った路面電車ですから、いろんな場所で活躍させたいと思います。SIMオーナーさん、土地オーナーさん、ご興味が有りましたら、ご一報下さいね。
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